ファッションデザイナーとは?必要な知識や仕事内容、目指し方

ファッションデザイナーとは?必要な知識や仕事内容、目指し方

LastUpdate:2023/06/01

「お洒落が大好き」「流行に敏感」などと、ファッションに対して強い関心がある人は、将来ファッションに関する仕事に従事したいと考えるかもしれません。ファッションに関する仕事といっても、アパレルショップの販売スタッフや美容師、メイクアップアーティストなどの様々な仕事があります。
そんな中でも、とりわけ服が好きな方は、ファッションデザイナーになりたいと憧れる方が多いようです。

ファッションデザイナーに必要な知識は分野で異なります

ファッションデザイナーはあらゆる服を企画・デザインし、世に送り出す仕事です。
一言にファッションデザイナーと言っても、ターゲットによってメンズデザイナーやキッズデザイナー、デザインするものによってバッグや靴、アクセサリーといったファッション雑貨や小物のデザイナーなどと、様々な分野があります。

同じファッションデザイナーとして仕事をするにしても、こうした分野ごとに必要な知識は違ってきます。
例えば男性と女性では、服に求めるものや好みのデザイン、カラーの傾向に差があります。体格も違いますから、メンズデザイナーなら男性の服飾に関する知識が、レディースデザイナーなら女性の服飾に関する知識が必要です。

普段身に着ける服ではなく、特別なシーンで身に着ける服のデザインを専門に手掛けるデザイナーもいます。スポーツウェアデザイナー、ステージ衣装デザイナー、ブライダルデザイナーなどです。
これらのデザイナーは、服を着る時の目的が明確に決まっているので、その目的に沿った服のデザインをすることが求められます。当然、普段身に着ける服を作る時とは異なる知識が必要です。

このように、それぞれの分野に特化した知識や技術を持っているデザイナーは沢山います。

ただし、デザイナーなら共通して必要とされる知識もあります。生地のような素材に関わる知識、色の組み合わせのような色彩に関する知識が一例です。また昨今のファッションデザイナーは、服を売り出すためにマーケティングやプロモーションの知識も求められると言われています。

幅広い作業に携わるファッションデザイナー

ファッションデザイナーの主な仕事はデザインです。
デザインというとイラストを描くようなイメージが沸くかもしれませんが、ただただ洋服や小物のイラストを描くのかというと決してそうではありません。製品企画から服に使う素材や色、縫い方までも考えて決めるデザイナーの仕事なので、手掛ける範囲は意外と広いです。
ファッション業界は非常に流行の変化と消費の激しい業界なので、今消費者がどのような服を求め、どのようなライフスタイルを送っているのかなどのマーケティング能力も必要になってきます。そこからデザインの構想、デザイン画やサンプルの作成、パタンナーへの指示、販売までの交渉などの進行を行います。そのため、先ほどお話したデザイン力やマーケティング能力に加えて、コミュニケーション能力もとても重要になってきます。

ファッションデザイナーとしてのやりがいや大変なこと

ファッションデザイナーとしてのやりがいは、何といっても自分の創造力を発揮できること。自分が考えたデザインが形になり、人々に喜ばれたり感動させたりするときは、大きな達成感や充実感を感じるでしょう。
また、ファッションデザイナーは常に新しいものを生み出すことが求められるため、自分自身も成長し続ける点も大きな魅力。「ただ与えられた仕事をやるだけではつまらない!」と思う人には、ぴったりの環境かもしれません。
さらに、ファッションデザイナーは自分の作品を通して、社会に影響を与えることもできます。例えば、環境や人権などの問題に対して、自分の考えやメッセージを表現することができます。

もちろん、ファッションデザイナーとして働くことには、大変な面もあります。競争が激しく、安定した収入や仕事量を得ることが難しい場合もあります。
また、自分の作品が評価されなかったり、クライアントや消費者のニーズに合わせることができなかったりすることもあります。そうした時は、自信を失ったり挫折感を味わったりするかもしれません。

しかし、ファッションデザイナーとしてのやりがいは、それらの困難を乗り越えるだけの価値があると思います。自分の夢や情熱を追い続けることで、自分だけのオリジナルな世界観を創造し、人々に感動や幸せを与えることができます。ファッションデザイナーは、自分の才能や可能性を最大限に発揮できる素晴らしい職業だと言えるでしょう。

ファッションデザイナーを目指すなら

ファッションデザイナーを目指したいのなら、ファッション分野に強いパイプを持つ服飾学校のモード学園がおすすめです。モード学園は、よくCMが放映されているので、名前だけは知っているという人が多いでしょう。
ファッションデザイナーのようなクリエイターに必要とされる「素質・センス・創造力」は訓練によって培われるものであるため、それらを教育するための独自のカリキュラムをモード学園は持っています。独自のショップやブランドの提案や、メイク・ヘアショーを行う事で同じ業界の他の学科との連携を図れ、コミュニケーション能力を養うことも出来ます。

ファッションに関する幅広い知識や技術を学べるのはもちろん、目指す職種に合わせて専門的な教育を受けられるのも、モード学園の強みです。メンズデザイナー、キッズデザイナーなど様々な専攻があるので、目指す職種に必要な深い知識や技術も学べます。
これからの進路でファッション系を学びたいと考えている人は、ぜひモード学園のような信頼と実績のある学校を選ぶと、将来に繋がる学習ができるのでおすすめですよ。

まとめ

ファッションデザイナーに必要な知識は、分野によって異なります。それぞれの分野に特化した知識や技術を磨くことが求められます。
また、さまざまなやりがいのあるファッションデザイナーを目指す場合、ファッション分野に強いパイプを持つモード学園のような信頼と実績のある学校に進むのがおすすめ。自分の夢に向けて、目指す職種に必要なスキルを磨きましょう。

壁に貼られているファッションデザイン画